溜まったら吐き出す

二次元オタクがジャニーズにハマりました。セクゾはいいぞ。

二次ドルと三次ドルの違い

私は今まで二次ドルに幾度となくハマった。といってもその期間は浅い。私の初めての二次ドルはTHE IDOLM@STERであった。それもアニメ版である。その後に、アニメラブライブ!やソシャゲのあんさんぶるスターズ!やIDOLiSH7などにも手を出した。完全に流行の二次ドルにハマっていったのだ。
現在はわけあってあんスタ1本である(しかしアイマスジャンルも沼りかけ)。

そして三次ドルの沼にハマる。
これはジャニーズのSexy Zoneに他ならない。5人が尊い。出会わせてくれてありがとう。

さて、本題に入ろう。
二次ドルや三次ドルにハマった私の個人的に思う2種類のアイドルの違い……大きくわけて4つある。

①次元
二次元と三次元という誰もが気づいているであろうその違い。しかしこれ絶対に述べなければならないことなのである。言わば「前提」だ。覚えておいてほしい。

②世界観
三次ドルは私たちと同じ時間を過ごし、同じ地球に存在しており、直接触ることも喋ることも握手会などを通して行うことが可能だ。同じ人間なので、人間が出来ることしか出来ない。それでも並大抵の人では出来ないパフォーマンスをしてくれるので、私たちはアイドルを楽しんでいる。
二次ドルは、なんでもありである。①で述べたように生きる次元が違う。この現実に近い世界線でありながら、やはりクリエイターが作った世界である。なんなら宇宙や世紀末で活動してる。だから、私たちはアイドルに触ることは出来ない。どうしたって液晶画面越しなのだ。まぁつまり液晶画面越しであれば何だって出来るのだが。

③展開の仕方
これはCD発売やコンサートを行うといった意味での展開である。
三次ドルは、まずは知名度確保が重要となる。ジャニーズでは『ザ少年倶楽部』などのテレビ番組や舞台などでデビュー前のジャニーズJrが活躍する。地下ドルなどはひたすらにライブ、握手会、チェキ撮影会等を行いファン獲得を目指す。そうしてある程度のファンがついたら、やっとCDデビューをする。そして知名度を拡大し、TV番組やラジオ、雑誌に出演、そしてコンサート決定──!細かいところは違えど、大体の三次ドルがそんな感じの流れであろう。
では二次ドルではどうかというと、実はおおまかな流れは決まっていない。CDから二次ドルを売ろうとする作品もあれば、雑誌の企画でファンたちの手で二次ドルを作り出す作品もある。だが、二次ドルに共通するところもある。それは『アニメ化』を目標にしているという点だ。はっきり言って、そのキャラクターの声優たちがキャラクターになりきってコンサートをするというのは付加でしかない。一番はその『絵』で動くアイドルを見たいというのが大体の意見である(アニメ化によりファンが増えてトラブルが増えるのが嫌だから別に望んでいない!という意見も割と多い。しかしこれは三次ドルでも共通の事項である)。

④見せ方
三次ドルの場合、最初に視聴者の私たちが見るのは『外側』だ。外側というのは言わばアイドルがテレビやコンサートに「アイドルとして」出ていることである。そこにアイドルの本当の心情を見ることは困難だろう。もちろん察することは出来るが、それは結局は私たちの想像でしかない。また、アイドルたちが本音を語ってくれることもある。だが、私たちは所詮それが本音であると信じることしか出来ないのだ。
ところが二次ドルの場合、多くは『内面』から見ることになる。アイドルを志す過程、私生活、仲間との衝突、数々の失敗、成功──アイドルの視点からそれらを見ることが圧倒的に多い。アイドルたちの心情もいわゆる(心の声)やナレーションでハッキリしていることが多数である。逆に言えば、外側のアイドルをしている彼ら彼女らを見る機会は少ないのだ。



結論を言えば、二次ドルと三次ドルは違う。どうしても違う。だから二次ドルファンが三次ドルファンを見下したり、三次ドルファンが二次ドルファンを気持ち悪がることがあるのだろう。
しかし、二次元と三次元の両方にハマってしまう人間は多い。
理由は、きっと、違うからこそなのだ。アイドルはたびたび星に例えられる。私たちを笑顔にさせてくれる星だ。その星たちは、二次元と三次元によって輝き方が違う。人間とは欲深い生き物である。いろんな星をずっと眺めていきたい、という人はきっと多いだろう。それが励みになるから、生きる理由になるから。

二次元が好き、三次元が好き、両方が好き。自分はそうでなくても、そういう人がいるんだと受け入れられますように。というか二次元だろうと三次元だろうと沼は深いぞ!まだハマってない人は覚悟しておくように!!これからハマる可能性は高い(ワタシ調べ)からね!!!みなさんのオタクライフに幸あれ!